【開催報告】北大関西同窓会 2026年7月三金会(7/17(金)開催)
2026年6月の三金会は、1993年北海道大学経済学部ご卒業の山口浩一さんから、「内側からみた
大阪・関西万博」というタイトルでご講演いただきました。北大会館での参加者は14人、Zoom
での参加者は19人、先生を入れて合計34人の方にご参加いただきました。
山口先生は2023年4月、(株)神戸製鋼所から大阪•関西万博の実施主体である「公益社団法人2025
年日本国際博覧会協会」に出向されました。経理担当として「支払いの最終確認」や「お金の流れ
の概要把握」を、また国際局担当として「予算執行の内容確認」や「様々な相談事への対応」など
を担当され、華やかな表舞台ではなく裏方として大阪・関西万博に携わってこられました。一般
来場者としても万博会場を50回以上訪れ、ほとんどのパビリオンを見学されたほか、会場内を隅
から隅まで歩きまわり現場を確認されていました。
協会職員の数は多い時で約1,100人。内訳は国や大阪府・市などの行政関係者と民間からの出向者
が半々で、官民の風土・文化の違いによる意見やスピード感の差異、人手不足などの課題を抱えた
ままの対応でした。大阪・関西万博の累計来場者数は2,902万人(含スタッフ他)で、内訳は国内が
94.8%、海外が5.2%でした。さらに国内の内訳は、近畿が66.6%、関東が16.5%、中部が8.8%、
また海外の内訳は、アジアが54.9%、ヨーロッパが21.7%、北米が16.1%でした。「西ゲートから
の来場者が少ない」、「コモンズ館の混雑」、「暑さ対策」、「ユスリカの大量発生」、「噴水ショー
中止(レジオネラ菌検出)」、「クモの大量発生」など、発生した様々な問題に対応されました。
山口先生は最後のスライドで、このようなの所感を述べられました。
●『10年前から産・官・学が協力してつくりあげた万博でした。』
●『184日間、老若男女・国籍に関係なくみんなが協力し、多くのつながりができた万博でした。
楽しんだだけではなく、様々なことを思ったり感じたり、考えたりするきっかけとなったのでは
ないでしょうか』
●『万博は単なるイベントではなかったなぁ、開催してよかったと思っています。一時期、赤色と
青色の組合せ(万博カラー)をみるのもイヤになりましたが、こう思えるようになったのは、
価値観の異なる者同志が長期間に渡るリアルのやり取りを経て、意思疎通を図ることができた
からだと思います。』
先生のご厚意で、以下に当日のご発表資料を添付します。
https://drive.google.com/file/d/1Nf9_0FF1_nxc3SudzUT4vwWwqbaxwwbR/view?ts=6a5b1c02



























